英語イディオムの覚え方!簡単必須イディオム12個ご紹介

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こんにちは!

みなさんイディオムはご存知ですか?英語学習者には避けられない!たくさん知っていれば英語力にますます磨きをかけられる!覚えようとしたら計り知れない努力が必要!でも、奥がとっても深い英語の慣用句です。

idiom / イディオム=熟語、慣用句、成句

急に会話に取り入れるのは難しいかもしれませんが、ネイティブの会話では頻繁に使われています。

イディオムは中々単語だけでは覚えにくく、イメージがわきづらくもあるので、今回はイラストと例文も一緒にご紹介します!イラストでイメージを掴んでぜひ一緒に覚えてください。

今回は、便利なイディオムをテーマごとに分けてご紹介します。最初のテーマは、本当によく使う難易度Aの簡単イディオムたち。次はwater/水。そして、bird/鳥、light/ライトに関するイディオムの順序でご紹介いたします。合計12個、とっても簡単ので一緒に勉強しましょう!

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ネイティブの会話最頻出イディオム

Under the weather

ネイティブ会話の中でかなりの頻度で登場してくるこちらのイディオム。みんな本当によく言っているので、今度会話盗み聞きしてみてください。

天気の下?え?どいう意味?

そう、イラストの通りI’m feeling under the weather で、ちょっと体調が良くない、調子が悪いといった意味になります。昔々、大航海時代に、船乗りの人たちが具合が悪くなると、船の甲板の下に追いやられたそうな(つまり天気に影響されない屋根の下)。それから由来されて、こちらは生まれたそうです。 

すごく体調悪いわけじゃないけど、風邪っぽい、なんか元気100パーセントじゃないんだよな、なんて時に是非使ってみてください。

Takuya: Hey, Tom! How are you doing?
Tom: Actually I’m feeling under the weather today.

Sleep like a log

こちらはとても使いやすい!そして、分かりやすい!ぜひ今日覚えてください。イラストの通り、丸太のように眠っているイメージ。つまり、丸太のようにビクともせず、どしんとベッドの中で眠っている、そうぐっすりと寝ている意味です。

たまに、寝返り打つのも忘れるくらい、ぐっすり寝て気がついたら朝なんて夜ありますよね、そんな日にはまさにこれです。

Tom: Haw was your sleep last night?
Takuya: I slept like a log! 

といった感じです。簡単なので直ぐにでも使えますね。

Hold your horses

馬を抑える…はて、どんな意味かと思われますが、「ちょっと待って」、「落ち着いて」といった意味です。語源は諸説あるようですが、イメージとしては、自分の心の中に落ち着きがなく暴れている馬がいるイメージでしょうか。自分自身の中の暴れる馬を押さえつけて、ちょっと待って、落ち着いて!なんて所です。

慌てて、てんてこ舞いになってしまった友達に、大丈夫だよ!hold your horses!と言ってあげましょう。あなたの心の中の暴れ馬を抑えて!つまりは、とりあえず落ち着いて!って感じです。

Tom: I’m going to buy this car today!
Michiko: Hold your horses! Are you sure? It’s very old and expensive. 

次にご紹介するのは、waterを使ったイディオム。日本語でも、水に関わることわざはたくさんありますよね。英語も同じく、私たちの生活に欠かせない存在なだけあって、たくさんwaterを使った慣用句が存在します。

waterに関連するイディオム

Water under the bridge

よく使われるこのフレーズ。さて、橋の下の水とは…川?!そうです。流れている川のイメージから、「もう済んだこと、終わったこと。昔のこと」の意味になります。過去に起きたちょっとしたイザコザも、川のように流れて仕しまえば、今となってはどうでもよいこと、そんなイメージでしょうか。

日本語でも、何かトラブルがあった時に、なかったことにしようの意味で「水に流す」という表現がありますね。同じ使い方で大丈夫!日本語と結びつけて覚えれば、分かりやすくて使いやすい表現ですね。

Michiko: Are you still angry at Takuya?
Tom: No, we did have a fight, but it’s all water under the bridge.

Water down

前置詞downには、どんなイメージをお持ちですか?下がる?upの反対?なにか劣化しそうなイメージがあるかもしれません。その考え方で、正解です。water down で、薄める。和らげるという意味です。字の如く水を入れて濃い飲み物を薄めたりという言い方にも使われますが、他にも幅広く使用され、会話の中での言葉遣いなどにも使われます。

例えば、ボスが部下に向かって厳しく説教をするのではなく、言葉を和らげて、ちょっとwater down させて部下に説明しましょう…といった使い方や、他にも、クライアントと条件面で折り合いがつかない時に、プロポーサルをwater downさせて妥協案を提出する、なんてシチュエーションでも使えます。

例: A watered-down version of the proposal was accepted.

Water off a duck’s back

アヒルの羽は水をも弾く、つるんとした強い羽のようでそこから来た言葉。いかなるシチュエーションや逆境でも、周りからの野次でも何でも全く構わず堂々としている状況です。アヒルが水を弾くように、外野を弾き飛ばしていくイメージですね。そんな強い人、みなさんの周囲にはいますか?

Takuya: Don’t you mind it when people criticize you?
Tom: No, it’s water off a duck’s back.

次に紹介するのは、“鳥”に関するイディオムで、尚且つ日本語でも同様のことわざが存在するイディオムです。おもしろいことに、日本語のことわざと全く同じ意味を持つ英語のイディオムがたくさん存在しています。

birdに関連するイディオム

The early bird catches the worm

意味:早起きは三文の徳

小さい頃、朝寝坊していると、親からたくさん言われたこのことわざ。英語では、”早い鳥は虫を捕まえられる”とのこと、つまりは早く起きれば、ほかの鳥よりもたくさんエサが食べられる!

鳥にとっては虫はご飯なので、納得ですね。このイディオムが最初に使用されたのは、イギリス17世期とのこと。日本語よりシンプルで分かりやすいかもしれません。

Kill two birds with one stone

意味:一石二鳥

日本語の漢字そのままに、英語でも全く同じ意味を持つこちらのイディオム。1つの石で、二羽の鳥をゲットできたらラッキー!英語も日本語も全く一緒です。どうやら、17世期のイギリスのイディオムが語源で、日本語はそれに習ってそのまま作られたようです。英語が元で、日本語が訳語ということですね。

Birds of a feather flock together

意味:類は友を呼ぶ

Flockとは、群や集団の意。似たような特徴を持った鳥たちは一緒に集まるという意味です。その集団で同じ行動をしたり、同じような装いでいたり…日本語でも、仲良しの友達同士はみんなどこか似ていて、どうやら世界共通のようです。

最後にご紹介するテーマは、light/ライトに関するイディオムです。

lightに関するイディオム

Light at the end of the tunnel

例: The project is nearly done; there is light at the end of the tunnel.

トンネルの最後に見える光り、なんとなく想像はできるのではないでしょうか。一見、長くていつまでも暗闇が続くようなトンネルでも必ず終わりはあります。例えば、今辛い状況や困難に陥っている状態でも、いつかそれが終わる時が必ず来ますと言う意味になります。日本語でも厳しい状況にいる相手を励ます時によく使いますね。苦しみの後に見えてくる光、「止まない雨はない」といった意味になります。

Get the green light

Tom: Hey, my business trip to Japan finally got the green light!
Michiko: That sounds exciting !

イメージするのは信号が緑になっている状態。つまりは、GO!ということで、「了承を得る」の意味になります。仕事や、なにかプロジェクトを進めているときに承認待ち状態になることありますよね。承認がおりた時に是非、「Got the green light from my boss!」と言いましょう。

Out like a light

lightのように、パッと一瞬で消えてしまうイメージです。どんな時に使用されるか想像つきますか?答えは、一瞬の間に眠りに陥ってしまう様子に使われます。

さっきまで元気に遊んでいた子どもが、一瞬のうちにパタッと眠りに落ちてしまう様子や、仕事から疲れはてて帰って来て、気がついたらソファーで眠っている!なんて、一瞬にして眠りに落ちてしまう時に使えます。

Tom: Where’s Takuya?
Michiko: He came back from work, and went out like a light.

いかがでしたか?日本語でもたくさん熟語やことわざありますが、英語も同様に数多く存在します。英語の熟語を知ると、英語という言葉が生まれた背景を知れたり、歴史的経緯を知れたり面白いですね。

日本のことわざには出てこない、船乗や、馬のたとえなんて、とても英語らしくて素敵だと思います。世界どこの言語でも、人が集まれば同じことを考えるなんて、興味深いですよね。

今日のように、いつもの勉強に飽きたら、色々な角度から英語勉強をしてみましょう!飽きずに楽しめますよ!

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Chii先生

Chii先生

中学生の時に英語に目覚め、高校卒業後はニュージーランドへ。現地大学で英語教育のdegree取得後、東京へ戻り現在は外資系コンサルティング会社にて、バイリンガル秘書として働く。TOEIC900。自身の英語勉強法や、海外経験などをシェアするためにブログ執筆中。ブログの挿絵もChii先生による描き下ろし。

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