海外留学のメリット•デメリットとは?誰もが留学すべき理由4つ

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みなさんは、海外留学に憧れがありますか?また、近々その予定はありますか?

海外留学は多くの人が一度は憧れたことがあるかもしれません。言葉の違う国で生活すること、英語がペラペラになれること、たくさんの夢や希望がありますよね。

語学力をあげたいけれども、お金や時間、家族のこと、色々考えると中々留学に踏み切れず、迷っている方も多いのではないかと思います。

海外留学に迷っている方へお役に立てればと、私の経験談を含めながら海外留学のメリットとデメリットをお伝えします。

留学で経験できるのは、語学力の向上だけではありません!


目次

メリット 1. 英語力は自然に伸びる
メリット 2. 積極的になれる環境がある
メリット 3. 自国や家族への感謝が強まる
メリット 4. 器が大きくなる
デメリット 1. 費用が高い
デメリット 2. 日本人同士の距離感の難しさ
これができれば最強!プラスアルファの専門性を身につける
まとめ


メリット1. 英語力は自然に伸びる

留学生活で引きこもりにでもならない限り、英語力は伸びます。とりわけ、リスニング力とスピーキング力がぐんと伸びることでしょう。

私が実際に留学して感じた最初の驚きは、現地の人は誰も英会話教室の先生のようにゆったりと話していない!日常会話が速すぎて、学校のリスニングテストで満点だった自分の耳を疑ういました。現地の人々の会話が何も理解できませんでした。留学して数ヶ月間は、理解できるまで何度も何度も聞き返していたように記憶しています。

リスニング以外にも、自分の発音が本当に通じない。想像以上に通じない。日本にいた頃、英語の先生には伝わっていたのに、全然現地では伝わらなくて悔しい思いをしておりました。

留学当初はくじけそうになる日々の連続でしたが、でも大丈夫。なんとかなります。一生懸命もがき続けていれば、いずれ相手の言っていることが分かり始め、自然に会話を繋げられるようになります。徐々に自分の成長を感じられるはずです。

日本にいるときの英会話学習では、英会話の先生と会話する前に自分の言いたいことを準備して望んでいたため、予習ありきの英会話ができておりましたが、現地にいったらそんなことは一切なし。予測不可能な毎日なので、サバイバル英語力が身につきます。それが否が応でも英語力アップに繋がるのだと思います。

メリット2. 積極的になれる環境がある

私が一番留学をしてよかったなと思う、大学留学で得たスキルはこちらです。大勢の前で発言ができるようになったこと、積極的に物事に取り組めるようになったこと。これは個人差があるかもしれませんが、私は留学前と後ではとても変わったと思います。

日本でも自己主張ができないタイプの人間ではなかったのですが、…留学中の生活では私の発言は通用しない。周りがしゃべる!割り込む!私の番まで待ってくれない!話聞かない!の連続でした。

欧米の大学の授業は日本の大学とはかなり違います。20人くらいでのディスカッションクラスでは、はじめの頃は生き地獄。教授も厳しく、発言しないと休んでいるのと一緒よ!とスパルタ教育を受け、日々発言のタイミングを見計らっては逃すという、残念な生徒でした。日々怯えながら講義を受けていたのを覚えております。

そしてまた、授業でプレゼンテーションのクラスがとてつもなく多かったのを覚えております。毎日?と思う程、常に自分の考えを大衆の前で発表する機会に恵まれ、否が応でも自分の意見を発言する環境を作らされておりました。

この欧米流スパルタ教育で、自分の意見を話すこと、言葉にして伝えることは人よりも得意になったような気がします。社会に出てからこのスキルに気がつきましたけどね。

メリット3. 自国や家族への感謝が強まる

初めて自国を離れて、外からの日本を客観的に見ることが出来、日本に対するイメージが変わることでしょう。日本が他国に与えている影響力や、世界の中での日本を知ることができると思います。日本にいる時は、教科書やニュースでしかイメージが湧かなかったことも、一旦外の国にいくと違う価値観が生まれます。

今まで気がつかなかった自国の良さや、まだまだ足りないところ、日本も将来こうなればなぁ、など色々見えてきます。もし、私がずっと地元で生活していたら一生湧くことのない感情や考えなんだろうな、と今は思います。

個人的には、わたしは留学して、日本という国がより好きに、そして家族への感謝が非常に強まりました。

日本を離れても思い続けてる家族の存在はとても心強い。家族間でのスキンシップがわりと淡白な典型的な田舎の核家族で育った私。そんな私でしたが、留学をきっかけに、家族との時間や、家族への感謝を伝えるようにと、自分の家族に対する考えが変わりました。

留学は、英語の上達意外にも想像以上にいろんな経験ができると思います。

メリット4. 器が大きくなる

行く国にもよりますが、特に、西洋圏の国は、日本と到底違う文化の国です。想像してたよりも、10倍は違います。ちょっとのハプニングや、事件に巻き込まれても、動じなくなることでしょう。

日本で当たり前のことが、当たり前ではないのです。なぜなら、私たちが外国人。そんな環境で、言語もままならない留学ライフはアクシデントの連続です。

え?日本からの荷物が届かない?バスや電車が時間通り来ない?お店が夜遅くまでやってない?事故巻き込まれた?盗まれた?え?

大丈夫。なんとかなります。

その国が悪いのではなく、日本が世界でも稀に見る正確で平和な国なのです。

日本はすごいなあと、ここでまた日本に感謝でしょう。私たちの固定観念を良い意味で壊してくれて、刺激的な生活を過ごすことができる、海外留学。ワクワクしませんか?

では、次にデメリットも二つ説明いたします。

デメリット1. 費用が高い

こちらは避けても通れない問題です。渡航費、生活費、授業料、すべて計算しても日本の大学よりは高くつくのが海外留学です。自分自信での決断が難しい場合は、ご両親やご家族の援助が必要にならざるおえないかもしれません。

奨学金制度を利用する手段もありますが、わたしのオススメは、物価が安い国への留学です。留学先として大人気のイギリスやアメリカは物価が高めで、大学授業料も高額ですが、カナダやニュージーランド、またはフィリピンやフィジーへも英語留学ができることをご存知でしょうか?公用語は同じ英語ですので英語を話すことには変わりません。もし、費用面が心配な方は、メジャーな留学先を避けることをオススメします。

デメリット2. 日本人同士の距離感の難しさ

多くの人の留学する理由は、日本から離れて英語漬けの生活をして、語学習得することが目的でしょう。新しい世界に飛び込んで、日本の頃の生活とは違うものを期待している人も多いでしょう。

しかし、日本人コミュニティは世界のどこの都市にもあります。個人的な意見ですが、想像の10倍日本人はどこの国にもいます。

せっかく大金をはたいて海外留学しても、日本人同士でつるんでしまっては本当にもったいない。

もちろん、祖国から離れて寂しい環境で、日本人同士一緒に過ごすことは、ストレス発散になり、互いの助けになるでしょう。

しかし、せっかく一大決心をして海外に渡って、大きなお金を払って学びにきているのなら、自分に厳しく、日本人だけで過ごすことを避けるべきだと思います。日本人同士でも英語であればもちろん問題はないですが、やっぱり人間、楽な言葉を使いたくなってしまいがちで、それが難しいのも事実です。

これができれば最強!プラスアルファの専門性を身につける

私は大学留学4年を経て、現在東京の外資系企業で働いています。その企業にもよると思いますが、忘れてはいけないのが「英語はツールでしかない」ということ。英語が喋れるから仕事が見つかる、高給与で働ける、ではなく、英語はコミュニケーション道具の一つでしかないのです。もしみなさんが、今後の将来のビジョンが明確であり、キャリアを築いていきたいと思うのであれば、英語プラスアルファで専門性のある科目を学ぶことをオススメします。

看護師、教師、会計士、弁護士…すべて資格のいるものですが、英語のスキルとこれらのような専門性のある知識を持っていたら最強です。日本でも多くの仕事のチャンスがありますが、海外でも劣らず多くの仕事のチャンスに恵まれることでしょう。

せっかく留学するなら英語はもちろんのこと、専門性のある分野も勉強して無敵人材になりましょう。

まとめ

私は10代の頃に海外留学という大きな決断をして、正解だったなと思っております。しかし、もし今あなたが考えている留学が、第三者から促されている留学であればちょっと立ち止まった方がいいかもしれません。

親や周囲に勧められて、決意の浅いまま旅立ってしまう留学では困難が多いことでしょう。実際にそのような留学で失敗している学生も多く見てきました。

自分の意思で決断した海外留学であれば、何も後悔することありません。

でもこれは、留学に限ったことではありませんね。何事も自分の決断を信じて行動すれば、長い人生失敗にはなりません。

ぜひ、今日のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

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Chii先生

Chii先生

中学生の時に英語に目覚め、高校卒業後はニュージーランドへ。現地大学で英語教育のdegree取得後、東京へ戻り現在は外資系コンサルティング会社にて、バイリンガル秘書として働く。TOEIC900。自身の英語勉強法や、海外経験などをシェアするためにブログ執筆中。ブログの挿絵もChii先生による描き下ろし。

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